佐藤清明 顕彰特設サイト嫥
令和7年度(2025年度)イベント予告
2025/12/26更新チラシ 終了しました
2025/12/20 第4回清明を読む会を開催します!
| 行事名 | 日本書紀に登場する謎の生物虬(みずち)は、オオサンショウウオだった!? |
|---|---|
| 日時 | 令和7年12月20日(土)午後1時30分~ 1時間程度 |
| 場所 | 里庄町立図書館2階 視聴覚室 |
| 講師 | 藤井 成加氏(佐藤清明資料保存会会員) |
| 対象/定員 | どなたでも/40席(応募者多数の場合は抽選) |
| 申込期限 |
12月17日(水)18時まで |
| 申込方法 | 参加申込書を記入の上、図書館にお持ちください。電話・メール可 |
チラシ 終了しました
2025/10/18 第3回清明を読む会を開催します!
| 行事名 | 全国植樹祭岡山と菊桜の管理について |
|---|---|
| 日時 | 令和7年10月18日(土)午後1時30分~ 1時間程度 |
| 場所 | 里庄町立図書館2階 視聴覚室 |
| 講師 | 國忠 征美氏(樹木医、グローバルグリーンクニタダ代表) |
| 対象/定員 | どなたでも/40席(応募者多数の場合は抽選) |
| 申込期限 |
10月15日(水)19時まで |
| 申込方法 | 参加申込書を記入の上、図書館にお持ちください。電話・メール可 |
チラシ 終了しました
2025/8/16 第2回清明を読む会を開催します!
| 行事名 | 熊楠の岡山ネットワークと粘菌指導 |
|---|---|
| 日時 | 令和7年8月16日(土)午後1時30分~ 1時間程度 |
| 場所 | 里庄町立図書館2階 視聴覚室 |
| 講師 | 大内 規行氏(田辺・南方熊楠翻字の会会員) |
| 対象/定員 | どなたでも/40席(応募者多数の場合は抽選) |
| 申込期限 |
8月13日(水)19時まで |
| 申込方法 | 参加申込書を記入の上、図書館にお持ちください。電話・メール可 |
チラシ
2025/7/2~8/30 佐藤清明生誕120周年特別展「知の冒険者達ー佐藤清明と南方熊楠となかまたち-」を開催します!
1930(昭和5)年から1936(昭和11)年までの7年間は佐藤清明にとって、柳田国男、牧野富太郎、南方熊楠など各界の大家達や、方言学者橘正一など多くの研究者と盛んに交流し多くの書物を刊行した、実り多い期間でした。
展示物★①実物の粘菌(ジクホコリ、テリエタカホコリ)②『岡山県産粘菌目録』③1930年~1936年清明年譜➃南方熊楠宛書簡(コピー)➃清明宛熊楠書簡(コピー)⑤清明宛柳田国男書簡(コピー)⑥清明宛牧野富太郎書簡(コピー)⑦『現行全国妖怪辞典』など方言関係の著作物(現物)⑧せいめい・くまぐすLINE・DIARY1931.1932などなど・・・
終了しました
2025/6/21 第1回清明を読む会を開催します!
| 行事名 | 佐藤清明と南方熊楠ー二人の交流を探るー |
|---|---|
| 日時 | 令和7年6月21日(土)午後2時10分~ 1時間程度 |
| 場所 | 里庄町立図書館2階 視聴覚室 |
| 講師 | 三村 宜敬(のぶたか)氏(公益財団法人 南方熊楠記念館 学術スタッフ) |
| 対象/定員 | どなたでも/40席(応募者多数の場合は抽選) |
| 申込期限 |
6月18日(水)19時まで |
| 申込方法 | 参加申込書を記入の上、図書館にお持ちください。電話・メール可 |
令和7年度(2025年度)イベント報告
2025/12/20 第4回清明を読む会が開催されました。
「『日本書紀』に登場する謎の生物みずちは、オオサンショウウオだった!?」と題して佐藤清明資料保存会の藤井成加氏にご講演いただきました。清明さんは1931年『岡山文化資料』に「吉備の国川島川(現在の高梁川)に棲んで多くの人を殺したといわれる怪物『みずち』が実はオオサンショウウオだったのでは?」という、大胆な仮説を発表しました。その後、南方熊楠からアドバイスを受けて書き直したと思われる論考「日本書紀に現はれたみずちの正体と大山椒魚」が発見されました。講演では2つの論考の比較などをわかりやすく解説いただきました。一見荒唐無稽な仮説ですが、生物学的に論拠を提示して淡々と大山椒魚説を提唱する清明さんには、南方熊楠だけでなく現代の我々も驚かされました。資料保存会では4月から半年以上にわたって会員で手分けをして「龍の話」を翻刻し、このほど完成しました。1928年に発表された「龍の話」は、前出の論考のベースになった清明初期の重要な論考です。のちほど、ホームページ上に発表します。冊子の「龍の話」をご希望される方は図書館までお問い合わせください。
2025/10/18 第3回清明を読む会が開催されました。
樹木医でグローバルグリーンクニタダ代表の國忠征美氏をお迎えして、「全国植樹祭岡山2024」と菊桜の管理についてご講演いただきました。2024年5月26日に開催された「全国植樹祭岡山2024」では、國忠氏は何年も前から岡山県の依頼で菊桜の接ぎ木を準備しておられたこと、「アテツマンサク」「クロガネモチ」も担当されたことなど貴重な裏話を伺いました。菊桜の管理については、「サクラの生理生態」「サクラの樹勢回復」に分けて詳しくお話いただきました。菊桜の管理には①日あたり②水はけ③風通しが非常に大切なことがよくわかり、町内8箇所に植樹された菊桜を守っていくことの大事さを痛感しました。
2025/8/16 第2回清明を読む会が開催されました。
8月16日(土)第2回清明を読む会「熊楠の岡山ネットワークと佐藤清明への粘菌学指導~熊楠は岡山に何を見いだしていたのか~」と題して田辺・南方熊楠翻字の会会員 大内規行氏にご講演いただきました。熊楠は清明以前に桂又三郎と書簡のやりとりを交わし信頼を得ていたこと、その跡を受け継ぐ形で清明が熊楠に係わっていったことなどを「南方熊楠日記」などを元にデータでわかりやすくご説明いただきました。昭和5年1月に「岡山文化資料第2巻第3号」に発表した清明の論考「吉備国川島河における虬(みずち)」を熊楠が感心し清明との交流が始まったそうです。熊楠の弟子小畔(こあぜ)四郎、樫山嘉一と清明との交流の研究がこれから進んでいけば、新事実が見つかるかもしれないとのことでした。
2025/6/21 第1回清明を読む会が開催されました。
6月21日(土)総会終了後、第1回清明を読む会「佐藤清明と南方熊楠ー二人の交流を探る-」と題して南方熊楠記念館学芸員の三村 宜敬(のぶたか)氏にご講演いただきました。南方熊楠とは何者かから始まり、佐藤清明と南方熊楠の交流、27もの清明から熊楠に当てた著書の抜刷の送付があったこと、熊楠による粘菌の懇切な指導の書簡や、清明が備中で採取した粘菌標本を熊楠に送ったことなどをわかりやすくお話いただきました。近年佐藤清明研究が盛り上がり、熊楠研究者が清明に注目しているそうです。清明と熊楠との書簡のやりとりは、7月~8月開催の特別展「知の冒険者達ー佐藤清明と南方熊楠となかまたち-」に詳しく展示しています。最後に三村氏ご自身が採取された粘菌標本をいただきました。これも、特別展に展示し、来館者に見ていただきます。是非ご覧ください。
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